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飛鳥時代から続く日本伝統の木工技術「真庭組子」 1年5カ月かけ制作した作品が完成 【岡山・真庭市】

2021.07.08

飛鳥時代から続く日本伝統の木工技術「真庭組子」 1年5カ月かけ制作した作品が完成 【岡山・真庭市】

建具の技術や伝統を伝える全国建具フェアの出品に向け真庭市産の木材を使った組子細工、「真庭組子」が完成しお披露目されました。

組子細工を制作したのは真庭市の家具メーカー、佐田建美です。

組子細工は、飛鳥時代から続く日本伝統の木工技術で、釘や接着剤を一切使わず格子の部分に小さな木片を組み合わせ障子やふすまなどの装飾にするものです。

12点の組子細工で構成するこちらの作品、「百花繚乱・真庭」は、真庭市産のヒノキやスギなどが使われ、佐田さんらが約1年5カ月かけ制作しました。

1枚の大きさはタテ、ヨコともに1メートル前後で、日本古来の文様や縁起物の文様など手間と時間をかけた精密な作品です。

この作品は9月15日まで真庭市にある佐田建美のショールームに展示された後、新潟市で開かれる全国建具フェアに出品されます。