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2021.07.06

西日本豪雨3年 まちの様子はどう変わった?生活再建の一方で…【岡山】

西日本豪雨から3年が経ち、まちの様子はどのように変わったのでしょうか。

生活の再建が進む一方で、悲痛な現状も見えてきました。

日々買い物に訪れるスーパーマーケットに、建ち並ぶ飲食店、そして、患者の命を守る地域の中核病院、被災直後に比べると、真備町の姿はガラッと変わりました。

町の約3割が浸水した3年前の西日本豪雨。町は泥水に覆われました。

(岸下恵介アナウンサー)
「真備町の有井地区です。こちら流れ込んだ土砂が道を塞いでいます。そして、奥には住宅の屋根が流れ着いています」

真備町有井は、小田川の支流、末政川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けたエリアの1つです。

「西日本豪雨から3年」

(岸下恵介アナウンサー)
「倉敷市真備町有井に来ています。あれから3年が経ちました。新しい住宅も建ち並んでいて住宅の再建が進んでいるように感じます」

この3年の間に元々住んでいた場所に住宅を建て直し、再び生活を始めた人たちがいるその一方で…。

(岸下恵介アナウンサー)
「車を走らせるとよく分かるんですが、こちらのエリアは空き地が多くなっています」

倉敷市によりますと、町の人口は被災前と比べると、454世帯、2127人減りました。

こちらの団地では、被災前には36軒の住宅がありましたが、堤防のかさ上げと拡幅工事による立ち退きなどを理由に、今では11軒にまで減っているということです。

この団地で約40年暮らしている三宅月美さんです。

被災後、自宅を再建し、この場所に戻ってきました。

今、三宅さんの自宅の目の前には空き地が広がっています。

(三宅月美さん)
「大きなお家ばっかりだったんよ。こっち側の前の方が。(何軒ぐらいあったんですか?)5軒あって。同じくらいに引っ越してきたから、もう40年近く仲良くしてもらっていた人ばっかりやったからね。この年になってあちこち友達いうてもね。そうできひんからね。ちょっとさみしくはなりました。だけどまあ、これも運命やからしょうがない」

今なお、元の生活を取り戻せていない人もいます。

6月末時点で641人が市の内外にある仮設住宅での生活を余儀なくされています。

(仮設住宅で暮らす水川郁夫さん)
「気持ちとしては、もうとりあえず早く帰りたいなっていう気持ちが一番ですよね」

こう話すのは、仮設住宅で暮らす水川郁夫さんです。

所有する土地の一部が、県が行う堤防の拡幅工事の用地になったため、自宅再建のめどが立っていないといいます。

(仮設住宅で暮らす水川郁夫さん)
「早くしてくれといってもなかなか動かないだろうし、もう待つしかないのかなというのが正直なところ」
2021年衆議院選挙 岡山立候補者
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