インターハイ出場をかけた戦い、６月２０日まで山口県で開かれた中国高校陸上選手権。男子３０００メートル障害では岡山県高校新記録が誕生しました。

中国５県の成績上位者が集う中国高校陸上選手権。

男子３０００メートル障害決勝には５月、２２年ぶりに県の高校記録を更新した玉野光南高校３年の黒田朝日が出場しました。

勢いよくスタートした黒田。序盤から山口県の選手との一騎打ちになります。

途中、相手にリードを許す場面もありましたが、それがいい刺激になったという黒田。

終盤で再びリードしてそのままフィニッシュ。８分４８秒４８の優勝タイムはまたも県高校新記録です。

（黒田朝日選手）
「目標はインターハイ優勝。改善点を見つめ直して次につなげていきたい。」

一方、女子の砲丸投決勝には岡山商科大学附属高校２年奥山琴未が出場しました。

１４メートル４４の記録を持つ奥山。

この日は用意された砲丸が手に合わず、満足のいく投てきとはいきませんでしたが、それでも出場選手でただ一人１３メートル台を投げて優勝し、インターハイの切符を手にしました。

（奥山琴未選手）
「１３ｍ６１には納得していない。追い込んで練習を頑張る。」