倉敷市で行われたウエイトリフティング競技。男子は９階級全体で全国基準記録を越えた上位８人がインターハイに出場します。

注目は２０２１年３月の全国選抜１０２キロ級で３位の笠岡工業３年田村俊。田村は、全国上位者のため、参加標準記録のトータル１９４キロをあげればインターハイが決まります。

身長１６５センチと小柄な田村。４月に右手首を痛め、本調子ではないというものの、バーベルを一気に頭上に上げるスナッチで、いきなり１００キロをあげ、大会記録を更新。

続く２段階でバーベルをあげるクリーン＆ジャークでは、２回目の試技で１３０キロをマーク。

この階級すべての県高校記録を持つ田村は、大会記録をすべて塗り替え、インターハイの切符を手にしました。

（笠岡工業　田村俊選手）
「体のケガとかなくしてコンディションをＭＡＸまで（持って）行けたらいいかな。（Ｑインターハイ目標は）やはり１位になること」

インターハイのウエイトリフティング競技は、８月９日から福井県で開かれます。