高校総体の県予選に出場している注目選手の戦いです。はじめは岡山県の陸上競技。大会最終日には、県高校記録が次々と誕生しました。

無観客での開催となった陸上競技。

女子砲丸投げ決勝には県高校記録を持つ岡山商大附属２年の奥山琴未が出場しました。

練習環境が良くコンディションも最高と語る奥山は、２投目。１４ｍラインを越える１４ｍ３０。自身の県高校記録を塗り替えます。

ここで終わらないのが今シーズン絶好調の奥山。最終６投目で１４ｍ３５と、県高校記録をさらに更新し優勝を飾りました。

（岡山商大附属　奥山琴未選手）
「中国大会は自己ベスト（１４ｍ４４）を投げて２０２１年中には１５ｍを投げれるように頑張ります。」

男子３０００ｍ障害決勝。２０２１年の全国高校ランキングで２位の記録を持つ玉野光南３年・黒田朝日。

黒田は父親も玉野光南出身で３０００ｍ障害インターハイ優勝という陸上一家の長男。

中盤少しきつかったと語るものの、天性のバネを活かした走りで１人抜け出し力の差を見せつけます。

８分４９秒０５でフィニッシュした黒田。２２年ぶりに県高校記録を塗り替えました。

（玉野光南　黒田朝日選手）
「５０（秒）も切れて良い記録も出たので１００点満点。２０２０年２位で１位がとれていないので２０２１年はインターハイで優勝を狙いたい。」

大会の上位６人は６月１７日から山口県で開催される中国大会に出場します。