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希望のあかりをつないだ2日間 東京五輪の聖火リレーフィナーレへ【岡山・津山市】

2021.05.20

希望のあかりをつないだ2日間 東京五輪の聖火リレーフィナーレへ【岡山・津山市】

希望のあかりをつないだ2日間は、いよいよフィナーレです。

岡山県で行われた聖火リレー、最終日の20日は津山市で行われ、県ゆかりのアスリートらが参加しました。

雨の中始まった2日目の聖火リレー。

最初のランナーは玉野市の中学生、面手凛さんです。

(トーチキスの様子)

卓球の全国大会で優勝した経験もある14歳は、聖火ランナーとしての経験を胸に、次は、選手としてオリンピック出場を目指します。

(面手凛さん)
「コロナ禍の大変な時にできたことに感謝。自信をもってやることを学んだ。卓球の試合でも生かしたい」

20日は玉野市、真庭市、赤磐市など、6つの市と町のランナーが参加し、トーチキスで聖火をつなぎました。

赤磐市から参加したのは鳥羽哲平さん、生まれつき重度の知的障害があり、自閉症です。

支援団体から贈られた手作りのトーチを使って毎日、練習に励んできた成果を大舞台で発揮しました。

(鳥羽哲平さん)
「楽しかった。(どんな人に見てもらいたかった?)会社の人、グループホームの人」

県ゆかりのオリンピアンも参加です。

ロンドンオリンピック、バレーボールの銅メダリスト、山口舞さんは、17年間所属した岡山シーガルズの練習拠点、赤磐市から参加しました。

伝えたかったのは、支えてくれた岡山の人たちへの感謝です。

(山口舞さん)
「これまでバレーボールをやってきて、岡山のたくさんの方に支えてもらい、応援してもらった。スポーツには素晴らしい力がある。子供達に夢を与えられる。私も何かの形で伝えたい」

こちらはパラリンピック6大会連続出場のレジェンド、新田佳浩さんです。チャレンジし続ければどんなことでもできる。そんな思いを込めました。

(新田佳浩さん)
「聖火リレーを通じて、少し前向きな気持ちになってほしい。冬の大会も北京で行われるか分からないが、1日1日を大切にして、自分がやってきたことをすべて出し、メダルが取れるよう頑張っていく」