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ワクチン接種 気になる副反応は?事前の準備は?注意点を医師に聞く…新型コロナ【岡山・香川】

2021.04.13

ワクチン接種 気になる副反応は?事前の準備は?注意点を医師に聞く…新型コロナ【岡山・香川】

ワクチン接種の動きが本格化していますが、私たちは今からどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。気になる副反応は。事前の準備は。すでに、2回の接種を終えた医師にその注意点を聞きました。

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「ほぼ何の心配もいらない。確かに2回目打った後はちょっときつい。」

国立病院機構岡山医療センターの松原広己副院長。ワクチンを接種した時の様子をこう振り返ります。

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「1回目打った時は何もなかった。インフルエンザのワクチンよりも軽い。2回目は打った次の日筋肉痛が出たり、局所の痛みが強く出て腕が上がらなくなった。痛くて動かせない着替えることもできない。」

厚生労働省がまとめた調査結果です。

重大な懸念は確認されていませんが、1回目の接種では発熱やけん怠感、頭痛を発症する人が2割以下、2回目では、発症率が4割から7割に増えています。

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「2回目打つのは可能なら週末、休みが取れるなら打つ次の日は休みにしてしまう。翌々日になっても熱が続いているようなら医療機関に相談してもらう。」

(ワクチン接種の注意点1服装は)

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「接種に行くときは肩がすぐ出せる服装。」

新型コロナのワクチンは筋肉注射です。袖を肩までまくり上げなくても良いように片腕が出しやすい服装がおすすめです。

(ワクチン接種の注意点2運転は)

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「車の運転そのものはできた。来る時も帰る時も。2日目でもできたので打った直後であればほとんどの人は何の問題もない。」

(ワクチン接種の注意点3かかりつけ医への相談は)

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「アレルギー性の疾患がある人は主治医の先生に受けてもいいか確認をした方が良い。」

薬や食品などでアレルギー症状がある人、過去に重いアレルギー反応を起こしたことがある人は、事前にかかりつけ医への相談が必要です。

「かかりつけ医がない場合は、アレルギーの内容を予診票にはっきり書いてもらえれば。」

岡山・香川でも一部の高齢者を対象に進むワクチン接種。事前の準備と正しい理解をもって臨んでほしいといいます。

(岡山医療センター 松原広己副院長)
「焦ることもない、恐れることもない、粛々と進めてもらえれば。」

厚生労働省は接種を希望する人に向けて専用サイト、コロナワクチンナビを開設しています。接種を受けられる最寄りの医療機関なども検索できます。