宇宙へのロマンを伝えます。
倉敷市で宇宙を飛行した種子から育った「宇宙桜」が今年も開花しました。これまでで最も早い開花となります。

小さなピンクの花が風に揺れています。倉敷市のライフパーク倉敷に植えられているこのサクラは、２０００年２月、宇宙飛行士の毛利衛さんとともにスペースシャトルで宇宙飛行したエゾヤマザクラの種子から育てられたことから「宇宙桜」の名がつけられました。
１６年前に現在の場所に移植され、高さ５メートルほどに成長したこの宇宙桜、今年はこれまでで最も早い先月３０日に開花し、いつもの年では見られない菜の花との競演を楽しむことが出来ます。

（ライフパーク倉敷倉敷科学センター三島和久学芸員）
「スペースシャトルの時代から国際宇宙ステーション日本も新型ロケットを打ち上げる時代になった。サクラを見ながら宇宙開発のおもしろさ、夢、進歩を考えてもらえる機会になればと思う」

宇宙桜は今月６日前後が見ごろになるということです。