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もし共同住宅で火災が発生したら…岡山市で火災発生時の避難方法を確認する実証実験【岡山・岡山市】

2021.03.31

もし共同住宅で火災が発生したら…岡山市で火災発生時の避難方法を確認する実証実験【岡山・岡山市】

3月、岡山市のマンションで火災が発生し、中国人留学生の女性が死亡したことなどを受け、31日、共同住宅での避難方法を確認する実験が行われました。

実験は、マンションなど共同住宅での火災を想定し、行われました。

(奥原怜奈記者)
「一般的なマンションには、仕切り板があり、火災発生時は蹴破り隣へ避難することができます。」

実験では、ベランダとベランダを仕切っている板を蹴破り避難する方法やはしごの使い方を確認しました。

(奥原怜奈記者)
「実際に蹴破ってみます。簡単に割れました。」

3月16日、岡山市のマンションで発生した火災では中国人留学生の女性がベランダから落下し死亡しました。

女性は、共同住宅での避難方法を知らなかった可能性があり、31日の実験は、留学生や新しく1人暮らしをする人に共同住宅の避難方法などについて知ってもらうために行われました。

(岡山市北消防署 松田理芳消防司令補)
「自宅で災害が発生した場合、どのように逃げるか、どのような行動をとるかなど、避難器具の設置がある建物もあるので事前に把握することが大事。」

消防は、今後も動画の配信やチラシの配布などを通じて共同住宅での避難方法を周知することにしています。