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震災を知らない子どもたちへ「その時のことを知っておいて…」図書館で特別授業【香川・まんのう町】
岡山放送

2021.03.10

震災を知らない子どもたちへ「その時のことを知っておいて…」図書館で特別授業【香川・まんのう町】

震災を知らない世代が当時の出来事を追体験しました。震災関連の本を読んで感じたことを語り合う特別授業が香川県まんのう町で行われました。

(中学生)
「宮城県女川町で10mを超す巨大津波を受けて壊滅状態。」
「交差点の近くには津波で流されたがれきが積まれその中にはたくさんの遺体があった。」
「福島第一原子力発電所にも高さ14mの津波が押し寄せた。」

生徒が発表したのは、10年前のあの日の出来事。特別授業に臨んだのは当時2歳か3歳だった満濃中学校の1年生です。

生徒たちは、3月1日から8日まで学校が設けている読書の時間を通じて震災に関連する本を読んできました。

津波はどのようにまちを襲ったのか。福島第一原発の事故はどんな被害をもたらしたのか。進行役を務めたのはまんのう町立図書館のスタッフで、当時、テレビのディレクターとして被災地を取材した浜田有里さんです。

(浜田有里さん)
「日本中のみんなが感じた悲しさ、絶望感、そこから立ち上がる勇気とか、同じ時代に生きるものとしてその時のことを知っておいてもらいたい。」

このクラスでは、当時を知らない28人が読書を通じて追体験した被災地の出来事をシートにまとめ、東北地方の地図に貼り付けていきました。地図を埋め尽くしたのは、学んだ知識だけでないリアルな実感です。

(生徒)
「自分の大切な場所が破壊されて被災された方は当時、大変で今も大変な状況になっているのがよく分かった。」
「ここも南海トラフが来るといわれているので今回学んだことを生かして自分の命を自分で守って生きていきたい。」

148人の生徒が完成させた被災地の地図は、まんのう町立図書館で展示されるということです。