深刻な人手不足を解消しようと介護など福祉分野への就職相談会が、岡山市で開かれました。

これは岡山県社会福祉協議会が企画したものです。２月１３日は、県内６４の社会福祉法人や医療法人などが参加し、勤務環境や研修制度について説明したほか、福祉分野への就職を希望する人たちと面談を行っていました。

主催者によりますと高齢者や障害者の介護など福祉分野の有効求人倍率は、２０２０年１２月現在で１２．４倍と前の年の２倍以上に増えていて、特に新型コロナへの対応で人手不足に拍車がかかっています。

（岡山県社会福祉協議会福祉支援部　吉田光臣部長）
「コロナで職を失わざるを得ない人にも福祉に。」

新型コロナの影響で２０２０年夏の相談会開催は見送られていて、主催者では今回が、幅広い人材と福祉現場をつなぐ機会になればと話していました。