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「コロナ禍(か)」に思う

2020.12.23

「コロナ禍(か)」に思う

こんにちは。OHKアナウンサーの萩原渉です。今年生まれて一気に広がった「コロナ禍」という言葉をテレビや新聞等で目にしない日はありませんが、「この使い方は正しいのか?」と思うことがよくあります。

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「禍」は「●●禍」として使われると【●●によるわざわい。災難。】という意味になります。

たとえば、「戦禍」は【戦争による災難】ですし、「舌禍」は【他人の悪口や中傷などによって自分が受ける災い】です。したがって「コロナ禍」は【新型コロナウイルス感染拡大による災難】という意味になるのですが、よく目にする「???」と感じる使い方の例として、

◆「コロナ禍で就活する学生」
◆「コロナ禍の結婚式」
◆「コロナ禍で頑張る企業」

などが挙げられます。皆さんはどうでしょうか?違和感はありませんか?


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違和感の理由は、「禍」を「下(か)」の意味で使っているから。

上に挙げたフレーズではいずれも「禍」が「下(か)」=【~のもと】という意味で使われています。「戦時下」とか「炎天下」の「下」です。たまたまどちらも同じ「か」という音なので、「コロナ禍」を「コロナ下」のつもりで使っているのかもしれません。しかし、元々の「コロナ禍」の意味は「災い」なので「コロナによる災いで就活する学生」、「コロナによる災いの結婚式」となってしまい、意味が通りません。厳密に言えば、

◆「コロナ禍下で就活する学生」であり
◆「コロナ禍下の結婚式」であり
◆「コロナ禍下で頑張る企業」で
        あるべきなのです。

しかし、「かか」と同じ音が続くのは気持ち悪いので、私と同じように感じている人は

◆「コロナ禍のもと(or中)で就活する学生」とか
◆「コロナ禍のもと(or中)での結婚式」、
◆「コロナ禍のもと(or中)で頑張る企業」と表現するはずです。


「いや、萩原、それは違う。『コロナ禍』という単語には『~のもと(or中)』という意味が既に含まれているんだよ」というご意見もあるかもしれませんが、それでもやはり本来の意味を考えると、違和感は拭えないので「コロナ禍のもと(or中)で」の方が自然だと考えます。

日本語って難しい。。。


けど奥が深くて面白い!

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