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国立ハンセン病療養所入所者 洋画家・清志初男さんの遺作展【岡山・岡山市】

2020.11.29

国立ハンセン病療養所入所者 洋画家・清志初男さんの遺作展【岡山・岡山市】

瀬戸内市の国立ハンセン病療養所長島愛生園の入所者で、2020年8月に93歳で亡くなった洋画家・清志初男さんの遺作展が岡山市北区で開かれています。清志初男さんは瀬戸内市の長島愛生園に入所していた鹿児島県出身の洋画家でスペインの芸術勲章を受章するなど国内外で高い評価を受けていました。岡山市北区の会場には清志さんの初期の作品から2020年8月に亡くなるまで筆を入れ続けてきた最期の作品までの46点が展示されています。様々な表情の石仏を描いた作品や長島愛生園の風景など、清志さんの戦争体験や、21歳でハンセン病を発症し、施設の生活で感じたことなどが表現されています。この遺作展は岡山市北区のさん太ギャラリーで12月6日まで開かれています。