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隣県で相次ぐ鳥インフルエンザに危機感 岡山県で消石灰配布始まる【岡山県】

2020.11.16

隣県で相次ぐ鳥インフルエンザに危機感 岡山県で消石灰配布始まる【岡山県】

鳥インフルエンザを予防する取り組みです。岡山県は県内全ての養鶏場に対し消毒用の消石灰の配布を始めました。

配布されるのは20キロの消石灰、1万2000袋余りです。岡山県が11月13日から12月4日にかけ、県内169の養鶏場全てに配布します。消石灰は細菌の防除に効果があり、13日の朝、配布の第1便がトラックに積み込まれました。

香川県では11月に入り三豊市と東かがわ市の養鶏場で鳥インフルエンザが4例、相次いでいます。岡山県内では2020年は確認されていませんが、2015年に笠岡市の養鶏場で発生した際には約20万羽のニワトリが殺処分されました。

(岡山県畜産課 平田祐介総括参事)
「いつ発生してもおかしくない状況。ウイルスを持ち込まない対策を養鶏場にお願いし、万全を期したい」

県は感染対策を徹底するよう、県内の養鶏場に改めて呼びかけています。