2026.10.04
清心中学校・清心女子高等学校・松沢克彦 校長『1985年シスター渡辺先生との出会い』
今回は「清心中学校・清心女子高等学校」校長 松沢克彦 さんです。
「心を清くし 愛の人であれ」という校訓のもと、「清心中学校・清心女子高等学校」は独自の教育を行っています。
転機の年…『置かれた場所で咲く』―その意味に気づかされた
(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機の年を教えてください。」
(清心中学校・清心女子高等学校 松沢克彦 校長)
「はい、『1985年 シスター渡辺先生との出会い』 です。」
岡山県立美術館の建設が始まった1985年。香川では新高松空港の建設が着工しました。
(篠田吉央アナウンサー)
「ノートルダム清心女子大学の学長や理事長を務められた渡辺和子先生ですよね。」
(清心中学校・清心女子高等学校 松沢克彦 校長)
「はい、そうです。」
(篠田吉央アナウンサー)
「どんな出会いだったんですか。」
(清心中学校・清心女子高等学校 松沢克彦 校長)
「特に私がまだ30歳の頃ですね。友達の結婚式がありまして、その結婚式の主賓として渡辺和子先生が来られました。その時に、あの有名な『神様が置かれた場所で咲きなさい』という詩を紹介されたというのを非常に強く覚えています。仕方がないとあきらめて、ではなくて咲くのですと言って『咲く』という言葉に力を込めて語られたんですね。『置かれた場所で咲く』というのは自分の意志なんだと、あなたの意志ですよということを、その時、渡辺先生が言われたということにすごく気が付いたというところがあります。」

一人の『咲く』が次の人を咲かせる
(篠田吉央アナウンサー)
「当時はですね、(松沢さんは)現場の先生ということなんですけれども、やはりその言葉と出会って、ご自身の中の考え方というのは変化しましたか?
(清心中学校・清心女子高等学校 松沢克彦 校長)
「やはりその後、私もいろいろな学校を経験して、非常にこうやりやすい学校もあれば、難しい学校もありますね。そういうところで、ともすればくじけてしまうということもありますけれども、そのたびにやはり『置かれたところで咲く』というですね、その言葉を思い起こして頑張ろうと、ここで学べるところを学んでいこうという気持ちになりました。それからしばらく経って、岡山県の総合教育センターというところで勤務することになりまして、そこの所長に赴任したわけですけれども、そこにおられる方たちは指導主事という形で来られてる、先生方を教える先生の仕事をするんですね。そういった方たちなんですけれども、その先生方も自分たちは早く学校に帰って子どもたちを教えたいという思いがあったんですけれども、まずこの場所で咲きましょうと。で、この場所に来られるいろんな先生方に、教え方、生徒に対する接し方、そういったことを教えてあげてくださいと。そうすれば、その先生方がまたそれぞれの学校に帰って、また咲くことができますということですね。他の人たちが咲けば、その先でまた新しくまた咲く人たちも次々と起こされてくるという、広がっていくことができるというふうに思っています。」
