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まるで大型ドローンのような機体…「空飛ぶクルマ」離島などを結ぶ新たな交通手段に期待【岡山・倉敷市】

2020.09.30

まるで大型ドローンのような機体…「空飛ぶクルマ」離島などを結ぶ新たな交通手段に期待【岡山・倉敷市】

次世代の新たな交通手段となるのでしょうか…世界中で研究が進められている「空飛ぶクルマ」の機体が9月30日、倉敷市で公開されました。

大型のドローンのような機体、電動モーターでプロペラを回し、最高時速は160キロ、最長40キロまで飛行できます。

航空宇宙産業の振興で倉敷市の水島地区の活性化を図ろうと地元の企業などでつくる研究会MASCが数千万円で購入し、中国から輸入しました。

(松元範夫記者)
「こちらが空飛ぶクルマの内部です。2人乗りで、操縦かんなどはなく、非常にシンプルな構造です」

「空飛ぶクルマ」は、航空機より手軽に利用できる乗り物として世界中で研究が進められています。MASCではこの機体を使って試験飛行を行うなどして国内での実用化に向けた道筋をつけたい考えです。

(MASC 桐野宏司理事長)
「航空機作りのDNAがあるこの水島地区で『空飛ぶクルマ』を実現したい・・・」

「空飛ぶクルマ」に関して法律などはまだ整備されておらず試験飛行を実現させるまでには多くの課題がありますが、MASCでは、将来的には瀬戸内海の離島などを結ぶ新たな交通手段になると期待しています。