2026.06.23
なんしょん? ヘルスアカデミー③
今回は岡山で健康診断・人間ドックなどの予防医療を提供している一般財団法人「淳風会」の大安寺クリニックの保健師、吉田温美さんに「生活習慣病予防」をテーマにお話をうかがいました。
◆放置していませんか?『一無、二少、三多』
生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などが関係している病気です。
高血圧・糖尿病・脂質異常症やがんなどが含まれます。最初のころは自覚症状がほとんどないのですが、気づいた時には命に関わるような状態になっていることもある怖い病気です。
予防のために大事なのが「一無(いちむ)、二少(にしょう)、三多(さんた)」です。この言葉には6つの大事な健康習慣が含まれています。『一無、二少、三多』は、日常心がけたい生活習慣をわかりやすく表現した健康標語で、日本生活習慣病予防協会が普及啓発に努めています。
◆一無は?
一無(いちむ)は禁煙です。たばこには有害成分が多く含まれています。加熱式たばこや電子たばこは大丈夫と考えている方も多いですが、有害成分は入っていますのでたばこを吸う人は禁煙を心がけてください。
◆二少は?
二少(にしょう)は、「少食」、「少酒」です。高血圧・糖尿病・脂質異常症などの予防や治療の基本は食生活です。腹八分目を心がけてバランスの良い食事を心がけてください。また、過度の飲酒を長く続けると、多くの病気につながる可能性があります。飲みすぎには注意しましょう。
◆三多は?
三多(さんた)は「多動」、「多休」、「多接」です。「多動」は座りっぱなしを避けて、身体を動かす時間を増やしましょうということ。「多休」は「睡眠」、「休憩」「休日」など、心身ともにリフレッシュする機会をもってバランスの取れた健康的な生活を維持することが大切ということです。「多接」は多くの人、さまざまな事、物に好奇心もって接することです。社会や人との繋がりを大切に過ごすようにしましょう。
◆いまできることは?
まずは体の状態を知ることが大切です。職場で健診を受ける機会がある人は職場での健診、健診を受ける機会がない人は40歳からの特定健診を利用して、年一度、体のメンテナンスを行ってください。
受診して終わりでなく、結果をしっかりみて健康な状態が保てるよう、『一無、二少、三多』で生活習慣病を予防していきましょう。




