2025.12.10
北村有起哉さん演じる「渉」は私と名前が同じ、言動も似ているので強く共感できるのです
木曜夜10時から放送しているドラマ、いわゆる「木10」には傑作が多く、現在放送中の『小さい頃は、神様がいて』も妻と一緒に楽しみながら見ています。
この作品の主人公、北村有起哉さん演じる小倉渉は私と名前・世代が同じなので強いシンパシーを感じているのですが、共感してしまうのはそこだけではなく、私もつい言ってしまいそうな・やってしまいそうな、夫としての残念な言動にあります。
ストーリーの詳細な説明は省きますが、仲間由紀恵さん演じる妻のあんは渉に不満を募らせ続けてきました。渉の悪気の無い、むしろ優しさから生じる言葉や振る舞いはピントがずれていたり、神経を逆なでしたりするものが多いのです。
あんは娘の成人を機に渉と離婚することを決意し、その日を迎えるまでの夫婦の心情を中心に物語が展開していきます。
その残念な言動。 例えば、
育児と家事が大変で精神的に追い詰められたある夜、「早く帰って来て!」と助けを求めたのに、渉の帰宅は深夜。しかもホールのケーキをお土産に。あんは激怒して泣き出します。「店に並ぶ時間があるなら早く帰れ!」という訳です。
ああ、僕も買って帰りそう。
また、夕方から同窓会があることをすっかり忘れてしまっていて慌てるあんに「行ってくればいいじゃん」と簡単に声を掛けたりもします。美容院に行ったり服を選んだり、女性にはそれなりの準備が必要なのに、そういう気持ちがまったく理解できていないのですね。
ああ、僕も言いそう。
あんはいつも怒りを渉にぶつけますが、渉は特に言い返さず黙ってしまいます。それも「被害者面して自分は悪くないとアピールしている」ことになり不満なのだそうです。
ああ、うちといっしょ。
隣で見ている妻は、あんが怒りの気持ちをまくしたてる間、大きくうなずいています。
また、同じマンションの住人や職場の後輩女性からも「残念なキャラ」として扱われる渉に「同じじゃん!」と突っ込んだりしています。北村さんの哀愁を帯びた中年男性の演技が秀逸で、複雑な思いを抱きながら見ています。
ついに離婚の日を迎え、別居生活を始めた渉とあん。物語は終盤に入り、2人の行方がますます気になります。ご覧になっていない方は、ぜひFODかTVerで!
渉、頑張れ!
