2025.11.17
『2010年人を大切にする経営との出会い』
今回は「鷹取醤油」代表取締役鷹取宏尚(ひろなお)さんです。
備前市の鷹取醤油は1905年創業。醤油や醤油加工品の製造販売を行っています。
転機の年…体調を崩した際、家族や社員に支えられていることを実感
(篠田吉央アナウンサー)
「それでは転機となった年を教えてください。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚 代表取締役)
「はい。2010年、『人を大切にする経営との出会い』です。」
小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した2010年。
岡山では「あっ晴れ!おかやま国文祭」が開催されました。
(篠田吉央アナウンサー)
「創業120年ですね。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚 代表取締役)
「おかげさまで」
(篠田吉央アナウンサー)
「四代目ということなんですけれども、元々は信用金庫で働かれていたんですよね。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚 代表取締役)
「高校を出て信用金庫へ勤めさせていただいていました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「“人を大切にする”という出会いはどうして生まれたんですか。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚 代表取締役)
「当初は“お客様第一主義”ということで、お客さまの言われることをしっかりとこなしていたという思いでずっと仕事を続けていたんですが。ちょっとした病気をした時にですね『日本で一番大切にしたい会社』という本を読みました。その時に、『ああ、そうか』と。私は社員にも、それから家族にも支えられながら生きてきていると、そこで思ったんですね。そこからの発想で“人を大切にしたい・する”会社というのを目指してきました。そして、従業員をまず第一に考えて、自分とその家族を守るというのが私の仕事。そうすると、社員たちはお客様を本気で大切にしていく。そういう流れが生まれてきました。」

顧客、協力会社、その従業員、地域…関わる様々な“人”を大切に
(篠田吉央アナウンサー)
「人を大切にするというのは当然、お客様も入ってくると思うんですけど。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚代表取締役)
「もちろんです。」
(篠田吉央アナウンサー)
「その他にどんな人を大切にしていくのですか。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚代表取締役)
「協力会社ですね。商品の原料とか、そういうところを仕入れる社員さんとか、会社とか、そして地域も入ってきます。」
(篠田吉央アナウンサー)
「特に従業員を大切にしていく上で、どんなことを心がけていったのですか。」
(鷹取醤油 鷹取宏尚代表取締役)
「残業を少なくするとか、家庭も大切に思える社員とか、仕事、仕事というより、そこをきちっとした形で環境をつくる。そういったのも心がけました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「御自身で持たれていた株も従業員の方にお渡しになられたんですよね。
(鷹取醤油 鷹取宏尚代表取締役)
「はい。株を渡して、辞めるときにこの株をお金にして退職金のプラスアルファにしてくださいねという意味です。みんながこう一生懸命頑張ることで、その株も上がってきますから、私のところに返していただいたら、それをまた時価でお渡ししますという約束をしています。」

