気象台は７月３０日、中国地方と四国地方が梅雨明けしたと見られると発表しました。中国地方は平年より９日、四国地方は１２日遅い梅雨明けです。

気象台によりますと、日本の南にある高気圧の勢力が強まり、中国・四国地方を広く覆っていて、今後１週間の予報も晴れの日が多くなることから、中国地方と四国地方の梅雨明けを発表しました。
平年に比べて中国地方は９日、四国地方は１２日遅く、２０１９年と比べるといずれも５日遅い梅雨明けです。
岡山・香川は朝から日差しが照り付け気温も上がっています。すでに高松市が３１．２℃、岡山市が２９．４℃と各地で午前中から厳しい暑さとなりまちなかでは日傘をさしたり汗を拭きながら歩く人の姿が見られました。
７月３０日、日中の最高気温は、香川県で３５℃、岡山県南部で３２℃岡山県北部で３１℃と予想されています。
気象台は香川県に高温注意情報を出しとくに外出時や屋外での作業時、そして高齢者や乳幼児、体調がすぐれない人は水分をこまめに取り汗を多くかいた場合は塩分も補給するなど熱中症に対して十分な対策をとるよう呼び掛けています。