OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
複雑な思いを抱えながらの4連休スタート…香川県内観光地の動きは?【香川】

2020.07.23

複雑な思いを抱えながらの4連休スタート…香川県内観光地の動きは?【香川】

(小野修司記者)
「高松市内のうどん店。お昼時のこの時間、通常であれば満席状態だがきょう(23日)は空席目立つ」

高松市のうどん店、ひさ枝です。
2020年のゴールデンウィーク明けから徐々に客が戻りつつありましたが7月16日、県内で1日に10人の感染が確認されてから一気に客が減ったといいます。
こうした状況の中、県内のうどん店では連休中、店を閉めたり営業時間を短縮する店もありますが店長の久枝さんは悩んだ結果、いつもどおり店を開けることにしました。

(ひさ枝 久枝了店長)       
「ゴールデンウィークは休業要請が出たので悩む間もなく休んだが、今回は自己判断なので、何があっても自分で責任をとらないといけないからすごく考えた。営業しないと自分やスタッフ含め生活に困る」

高松市の栗林公園も観光客の姿はまばらです。
6月の入園者数は約2万人、2019年の同じ月と比べて4割と落ち込んだままです。園内の土産物店はGoToキャンペーンにも過度の期待はできないと言います。

(花園亭 大西日登美さん)     
「連休の初日にしたらすごく少ない。GoToキャンペーンが始まり予約が増えるかなという期待はしていたがそこまでじゃないしどれだけ実効性があるかも疑問」

全国的に感染の第2波が懸念される中観光客も迎える側も、複雑な思いを抱えながらの4連休です。