2024.09.02
マルイ・ 松田和也代表取締役社長『“絆”を芯に未来に向けて新たな形を』
“食のスペシャリスト”として岡山県、鳥取県、島根県を中心にスーパーマーケットを展開する「マルイ」の松田社長です。
松田社長の転機は2002年。フランス留学での経験から、来店客一人一人の背景を考え、喜んでもらえる店舗経営を目指すコネクター松田さんは今…
“変化対応業”のスーパーマーケット…紡いできた歴史を未来へ
(篠田吉央アナウンサー)
「4代目社長としてのリーダーシップを発揮していかなくてはいけないと思うんですけれども、今の心境はいかがですか。」
(マルイ松田和也代表取締役社長)
「皆様に愛されなければスーパーマーケットであったり、どんな商売だって淘汰されると思っております。これまで先輩方が培っていただいた、紡いでいただいたものというのを、未来に向けて新たな形で今の形でつくり上げていくというのが私の仕事だと思っておりますので、すごくそこには責任感を感じて、就任させていただきました。」
(篠田吉央アナウンサー)
「地域のスーパーマーケットというと、業界でも大きく再編されていたりする中で、生き残り続けるためにはどんなことが求められるんですか。」
(マルイ 松田和也代表取締役社長)
「基本的にスーパーマーケットは『変化対応業』と言われる業種です。お客様のマインドは本当に刻一刻と変わってきておりますし、使えるツールは、もうどんどん進化をしているような状況です。去年やってたことが今年はいいとは限らないことであったり、環境にも変化されます。そのタイミング、タイミングに合った商売に対応していかなければいけないというところが求められる仕事でございます。」
“絆”こそがマルイの芯
(篠田吉央アナウンサー)
「だからこそ、大切にしている。芯というのは何でしょうか。」
(マルイ 松田和也代表取締役社長)
「我々がこれまで作り上げていた“絆”というものを、それこそ“コネクト”ではないですけれども、お客様との絆、取引先様との絆、社会との絆、地域との絆というところへしっかり、そして従業員との絆を大切にしていくということを我々の芯にしている部分です。ここは変えずに、そして“食”というものは93年間、この商いをさせていただいていますけれども、おいしいものを食べれば幸せになりますし、うれしい気持ちになる。これ自体は、きっと変わっていかないと思っております。だからこそ、我々は真においしいものを、品質のいいものをお客様に提供できる。ここだけはぶれてはならない「マルイ」の芯だと思っていますので、これはみんなで共通の認識として持ってもらいたいと思ってます。」
(篠田吉央アナウンサー)
「その固い絆があるからこそ思い切ったチャレンジができるわけなんですね。」
(マルイ 松田和也代表取締役社長)
「そうですね。」