新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動自粛が全面解除されて６月２６日で１週間です。感染防止と経済活動の両立が本格的に始まりＪＲ岡山駅にも徐々に活気が戻りつつあります。

ＪＲ岡山駅の新幹線は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う県をまたいだ移動の自粛で、利用率は一時、５％まで落ち込みました。６月１９日にその移動自粛が全面的に解除され、６月２０日、２１日の土日の山陽新幹線の利用状況は２０１９年の２９％に回復するなど徐々に戻りつつあります。

（報告　早川祐貴記者）
「こちらは駅構内にあるおみやげ売り場です。移動制限の解除に合わせて１９日に営業再開しました」
駅の利用者が増えたことで４月から休業していたおみやげ売り場にも買い物客が戻ってきました。

（買い物客２人）
「ようやく経済が回りだして何とか状況が良くなっていくと良いなという気持ち」
「ずっと待っていた。ようやく解除されたので、２波３波が来ない内に今が一番チャンスと思って来た」

この店では感染拡大前の半分ほどまで売上が戻っているということですが、先行きが見通せない中、感染防止対策に加えて仕入れや在庫の量に細心の注意を払って営業しています。

（おみやげ街道桃太郎　山上英津子店長）
「あぁお客様がまた来てくれていてうれしい。閉店している間は構内にほとんど人がいなかったし新幹線が着いても少しの人しか降りてこなかった。今は列を作っているので大分状態が戻ったと思う」

ホームにある売店は７月１日に営業を再開する予定で、移動制限の解除で岡山駅にも以前のにぎわいが戻りつつあります。