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トラブル相次いだ伊方原発…四国電力の株主総会 新型コロナ対応も【香川・高松市】

2020.06.25

トラブル相次いだ伊方原発…四国電力の株主総会 新型コロナ対応も【香川・高松市】

新型コロナウイルスの影響が、株主総会にも出ています。高松市に本店がある四国電力は、来場自粛の呼び掛けや検温など、対策に追われました。

対策として、検温や消毒などの対応が取られた2020年の株主総会、事前にはできる限り来場を控え、書面やインターネットでの議決権行使をと来場自粛も呼び掛けました。
例年、250人前後が参加しますが、2020年は96人の出席にとどまり、会場でも座席の数を減らして間隔を開けました。議案の審議では、伊方原発で2020年1月、3号機のほぼ全ての電源が一時的に喪失するなど、トラブルが相次いだため、株主からは安全性を疑問視する質問が出ました。

(四国電力 長井啓介社長)
「全社一丸となって事故は決して起こさない。固い決意で取り組む」

株主に対する配当など会社提案の3議案は賛成多数で可決、反原発派の株主が提案した4議案は反対多数で否決されました。
3時間かかるケースもあった株主総会、2020年は2時間で終了しました。