
2020.06.12
新型コロナウイルスに負けないで!
多忙な医療スタッフを支援しようと、岡山市内13の飲食店が共同で作った弁当が岡山市内の病院に無償で届けられました。
取り組みに賛同した地元プロスポーツチームもエールを送りました。
6月10日、岡山市内の居酒屋である特別な弁当づくりが行われていました。
ご飯の上に海苔を敷き詰め、豪華なおかずがたっぷりとのる、その名も「合乗り弁当」。岡山市内の飲食店が集まり、それぞれが得意料理を持ち寄って、詰め合せるというもの。新型コロナウイルスの影響で多忙な「医療・介護関係者」をお弁当で支援しようと、今年5月から始まった取り組みで、これまで週1回のペースで岡山市内の病院や介護施設などに「合乗り弁当」を届けてきました。中心となったのは岡山市北区表町の居酒屋「アカバナ」。賛同する飲食店は徐々に増え、5回目となる今回はイタリアンレストランや居酒屋など13の飲食店が集まりました。毎回、その店の得意料理や人気メニューが並ぶ「合乗り弁当」。例えば和食の料理人は「ダシ巻き玉子」、とんかつ屋さんは「ヒレカツ」などおせち料理のように個性豊かな食材が並びます。今回、アカバナからは定番メニューの「カモのカツサンド」、イタリアンのアリゾノは「ホタテ貝と豚バラ肉のアーモンド焼き」と「チキンに野菜やマッシュルームペーストを詰めたソーセージ仕立て」を提供しました。作った弁当は60食。



料理人の技と心のこもった弁当。医療スタッフはどんな反応をみせるでしょうか。
今回、合乗り弁当の無償提供を行うのは岡山赤十字病院。

この取り組みの賛同者は飲食店にとどまりません
この日は、飲食店のメンバーに加え、
この取り組みに賛同した岡山に拠点を置く岡山シーガルズ、トライフープ岡山、岡山リベッツ、3つのプロスポーツチーム関係者も駆けつけました。試合やイベントが休止するなど、スポーツ界にも多大な影響を与えた新型コロナウイルス。その脅威と第一線で戦う医療従事者に日頃の感謝を伝えようと選手や監督・コーチらが集まってエールを送りました。



みんなの思いを届けます。
受け渡された60食の弁当は、医療スタッフに配られ、当直スタッフは病院内で仕事を終えたスタッフは自宅に戻って楽しむといいます。



クラウドファンディングもはじめています。
