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クルーズ船相次ぎ中止に…観光戦略に新型コロナ影響【岡山・香川】
岡山放送

2020.06.10

クルーズ船相次ぎ中止に…観光戦略に新型コロナ影響【岡山・香川】

横浜港発着のクルーズ船で新型コロナウイルスの集団感染が起きたことを受けクルーズ船の誘致に力を入れている岡山・香川の自治体の観光戦略に影響が出ています。現地を取材しました。

(報告 岸下恵介アナ)
「玉野市の宇野港です、こちらはクルーズ船が到着する場所なんですが、2020年はその姿を一度も見せていません」
玉野市の宇野港では5万トン級のクルーズ船が停まれるように大型客船バースを整備し、2006年5月から供用を始めました。毎年、国の内外のクルーズ船が寄港していますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で現時点で9月まで、23回の寄港すべてが中止になっています。

(玉野市観光協会 岡本章弘専務理事)
「国と岡山県と玉野市が協力し合って誘致活動をしている、入ってこられたお客様については玄関口である、宇野港でおもてなしをする。楽しみにしている人は多いですね」

2017年4月の映像です。宇野港では港町のにぎわい創出につなげるため、クルーズ船の到着に合わせてマルシェなどの歓迎イベントが行われています。
しかし2020年は全て中止になりました。また、県と連携してクルーズ船で来岡した外国人観光客を県内の観光地に取り込む狙いもありますが、2020年はそういった観光戦略も図れません。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「なかなか海外からのお客様、まだまだ時期尚早ということになろうかと思いますけれども、感染が収まったときにまたたくさんクルーズ船のお客様にお越しいただけるように我々としてもいろいろな準備を進めていきたいと思っています」

新型コロナが影を落とす港町の観光戦略。クルーズ船は10月以降5回、宇野港への寄港を予定していますが、感染状況次第で先行きは不透明だということです。

(玉野市観光協会 岡本章弘専務理事)
「次のアフターコロナの体制を今整えていっているところです、みんなで耐えて生き残って次に花開く」

一方、高松港でも2020年、17回のうち14回の寄港の中止が決まっていて高松市の大西市長は「新型コロナウイルスが収束した時に備えクルーズ船を迎える準備を進めたい」としています。