岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、柔道・創志学園高校３年の武藤羽菜選手です。

岡山武道館で６月４日に行われた岡山県高校総体。武藤選手は女子５２ｋｇ級で優勝し、８月に北海道札幌市で行われるインターハイへの出場を決めました。

■練習から“常に冷静に考える”

決勝戦は同じ創志学園３年の大久保杏音選手との対戦。練習から「常に冷静に考える」ことを心掛けている武藤選手は、この試合でも相手の出方を冷静にうかがいながら、小内刈などの技を積極的に仕掛け、優勢勝ちでインターハイ出場を決めました。

■目標とする選手は阿部詩選手

武藤選手は埼玉県出身。柔道一家で育ちました。両親の影響で柔道を始め、父親も指導する道場で稽古をしてきました。小学５年生の弟も柔道をしているそうです。

そんな武藤選手が目標とするのは、兄妹で五輪金メダルを獲得した、同じ５２ｋｇ級の阿部詩選手です。

■インターハイは「優勝」で

性格は明るくて、音楽が大好き。自慢は「誰にも負けない肩幅」という武藤選手。試合前には必ず体をたたいて気合を入れ、畳の上の戦いに臨みます。「全国高校柔道選手権はベスト８で終わってしまったので、インターハイでは優勝目指して頑張りたい」と頂点を目指します。