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緊急事態宣言の全面解除 でも…厳しさ続く夜の街【岡山・岡山市】

2020.06.03

緊急事態宣言の全面解除 でも…厳しさ続く夜の街【岡山・岡山市】

緊急事態宣言の全面解除から1週間が経ち、まちも徐々に活気を取り戻しています。しかし、夜間に営業している飲食店には人の流れがまだ戻らず苦戦を強いられています。

「和」をイメージした高級感あふれる店内。2019年10月にリニューアルオープンしたばかりで客を迎え入れる準備も万端ですが…
(ラウンジ和蘭 氷上響古さん)
「こういうお店の(ほかの)経営者に聞いても、こんなことは初めてっていうくらいがらんとして寂しい」
こう話すのは岡山市中心部のラウンジ和蘭の響古さんです。
3月からの売上は当初、見込んでいた額の1割程度。宣言が全面解除されて初めて迎えた週末も客はまばらで、人の流れが戻るのはまだ先になりそうだと諦めムードです。緊急事態宣言の発令後、営業を自粛する店も多く宣言が解除されても対面での接客を伴う夜間営業の店は利用を敬遠する流れが続くと予想されます。
岡山市中心部に複数の飲食ビルを持つ不動産会社が案内してくれたスナックです。
2019年11月にオープンしたばかりですが、6月末での閉店が決まったといいます。
3月以降、この不動産会社には数軒の飲食店が閉店を申し出ました。宣言解除も、
しばらくは苦境が続くとみられる夜の街。その渦中にいるこの女性の思いは。
(ラウンジ和蘭 氷上響古さん)
「かかった人とか考えると、怖い一面はまだあります…でも良くなってほしいなとかできるところから始めたいなとか…もう一歩一歩って感じですかね」