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日ごろの生活で気づいたことなど熱く語る…中四国の盲学校弁論大会【岡山】

2023.06.09

日ごろの生活で気づいたことなど熱く語る…中四国の盲学校弁論大会【岡山】

中国・四国地区の盲学校の生徒による弁論大会が岡山市で開かれました。日常の生活で気づいたことや、感じたことを熱く語り、弁論の技術を競い合いました。

(弁論の様子)
「障害を持った子供たちとかかわることによって、私の中に障害があってもなくても1人1人が輝ける社会を作りたい」

大会には各県の代表9人が集まり、話の主旨や筋道、話術や声の大きさなど4つの項目で審査が行われました。

参加資格は中学部以上で、6月9日は12歳から50歳までの幅広い世代が弁論の技術を競い合いました。

(岡山地区代表・赤木純幸さん(50歳)の弁論)
「人の気持ちも見えないものです。自分が言ったからといって相手に伝わっていないなら意味がない。だからこそ大切なのは丁寧さと気遣い」

審査の結果、最優秀賞には広島地区の濱田美遥さんが選ばれました。濱田さんは小学5年生で、そろばんの、小学六年生で点字の読み書きを競う大会で、それぞれ日本一になっていて、それまでの苦労話をテンポよく熱く語りました。

(広島地区代表・濱田美遥さんの弁論)
「あー何で、こんなつらい練習を毎日やらなければいけないんだろう。何度もそう思った。そんな時は友達と声を掛け合った」

(広島地区代表・濱田美遥さん)
「うれしかったのと、全国(大会)への気合もすごい入った。(全国大会まで)期間が長いので、もっといい弁論にできたらいいなと思う。(狙うは?)最優秀賞です」

濱田さんは2023年10月、秋田市で開かれる全国大会に出場します。