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笠岡地区消防組合 救急車到着遅れで女性2人死亡のミス”遺族意向”で事実公表せず【岡山】
岡山放送

2023.06.09

笠岡地区消防組合 救急車到着遅れで女性2人死亡のミス”遺族意向”で事実公表せず【岡山】

笠岡市の笠岡地区消防組合で、2022年、ミスから救急車の到着が遅れ、搬送した人が亡くなった事案が2件発生していたことがわかりました。

笠岡地区消防組合によりますと、去年2月、70代の女性の救急要請で、救急車の盗難防止装置が作動しているのに気づかず、出動に手間取り到着が6分遅れました。また2022年12月には、40代の女性の救急要請で職員が救急隊に誤った住所を指示し到着が10分遅れました。

2件とも搬送者は心肺停止状態で、病院に運ばれた後、死亡が確認されました。消防組合はミスを認め遺族に謝罪しましたが、遺族の意向を受け事実を公表していませんでした。

(笠岡地区消防組合消防本部・浅野善弘消防長)
「大切な消防の使命達成のためにはあってはならないことと感じている。今後このようなことがないように十分気をつけて管内住民の安全安心のために努力精進していく」

消防組合は救急車の盗難防止装置の使用方法や出動場所の住所・目標物を確認するなどし、再発防止を徹底するとしています。