紳士服店など約３８０店舗を展開する「はるやまホールディングス」は、岡山市北区表町にある本社の土地と建物を売却し、２０２４年１２月に市内の別の場所に本社を移す計画を明らかにしました。

３月１９日に開いた取締役会で決めたもので、発表によりますと譲渡先は国内の不動産会社ということです。売買金額は明らかにしていません。

はるやまホールディングスの本社ビルは地下１階地上５階建て、延べ床面積は約４３００平方メートル、敷地面積は約１３００平方メートルで、不動産会社とは３月２８日に売買契約を結ぶ予定です。

移転の目的について会社では、経営資源の効率的な活用や、財務体質の改善、職場環境の整備・改善などを挙げています。

はるやまホールディングスは１９５５年４月に玉野市で洋服専門店として創業し、１９８６年に岡山市北区表町の現在の場所に本社を移転、２０１７年に「はるやま商事」を持ち株会社体制に移行し、商号を「はるやまホールディングス」に変更しています。