岡山市の高校生が監修した県の郷土料理「ふな飯」の弁当の販売が、１月２１日から岡山市のスーパーで始まりました。

「ふな飯販売しています！栄養たっぷりです！」

高校生がＰＲしているのは岡山県南部に伝わる冬の郷土料理「ふな飯」の弁当です。

山陽学園高校の生徒たちが郷土料理の魅力を広めようと２０２１年度の授業で商品開発したもので、２０２３年もボランティアなどに取り組む部活動の生徒が販売しています。今が旬の児島湖の寒ブナのミンチとたっぷりの根菜がごはんの上にのっています。

（客は…）
「昔、母がよく作ってくれていた。懐かしくなって買った」

（山陽学園高校２年　梶山咲穂さん）
「いまはあまり食べられていないのでこうやってみんなに広めていきたい。私たちのような子供たちにも、みなさんに食べてもらえたら」

ふな飯弁当は、１月いっぱいは県内９カ所のスーパーで、うち７カ所では２月半ばまで土日限定で販売されます。