OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
じわじわ増える感染者…「感染第8波」の急激な拡大はある? ピークは年末年始?【岡山・香川】
岡山放送

2022.12.09

じわじわ増える感染者…「感染第8波」の急激な拡大はある? ピークは年末年始?【岡山・香川】

新型コロナウイルスの感染者がじわじわと増え続けています。岡山県では、1日の新規感染者数が、9月上旬以来の2000人台で推移しています。人の往来が増える年末年始に向け、「感染第8波」の急激な拡大はあるのか?関西福祉大学の勝田吉彰教授に聞きました。

■感染拡大は続くのか?

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)
「全数把握が事実上できなくなっているので、(感染者は)発表される数字より多くいると理解した方がいい。ただ、先行して増えているヨーロッパではもう減ってきている。増え方も“急増”ではなく“穏やか”に増えた。日本は遅れて始まり、これから増えるが、それほど長く続く訳ではないと考えられる。それは、ワクチン接種がある程度進み、ソーシャルディスタンスを始めとした基本的な対策も維持されているから」

増加がゆるやかな理由についてはこう話します。

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)
「一般社会にある程度免疫ができているのと、株の変異が比較的想定内に収まっている。デルタからオミクロンに代わった時のような次元の違うものが出ているのではなく、これまでのBA.5のマイナーチェンジ版であることが大きい。感染による免疫もあるし、ワクチンの普及もある」

現在確認されている変異株は、これまでの株の「マイナーチェンジ」版であることが、増加が抑えられている大きな理由です。

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)
「BQ.1.1『ケルベロス』と呼ばれる変異株は、根本はBA.5と連続しているので、ビックリするものが降ってきたわけではない。XBB『グリフォン』と言われているものは、デルタとオミクロン、2つの株が混ざりあったもの。ギリシア神話の2つの動物が混ざったものに例えられるが、元にあったものの混合で、違うものではない。それほど騒がないで、パニックにならないことがむしろ大切だと思う」

■ピークはこれから?

爆発的な「第8波」の感染拡大はなさそうですが、それでも年末年始にかけてピークはくるのでしょうか。

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)
「先行するヨーロッパでの増加のペースを見ると、ピークは年末年始になりそう。 “晴れの国”岡山でも、年末年始は気温がぐっと下がる。すると、気温と湿度の低下によって、喉の粘膜が荒れやすく、病原体が入りやすくなるので、色んな条件が一致する」

その上で、年末年始気の過ごし方について、注意を呼び掛けます。

(関西福祉大学・勝田吉彰教授)
「往復の交通機関よりも、到着した後、どんな事をするのかが大切。帰省客を受け入れる側は、大きな家で皆が集まって大宴会するのは控えていただきたい。特に高齢者との接触は最低限に。帰省した先で感染を広げないように」