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2022.08.11

【備えのツボ】頻発するゲリラ豪雨~都市部で注意!内水氾濫~【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。テーマはゲリラ豪雨による内水氾濫。この時期、注意が必要です。

(防災士 新田俊介記者)
「今は厳しい日差しが照り付けている岡山市内ですが、これが急変するのが夏の天気の特徴です」

■「頻発するゲリラ豪雨」

雨雲が一気に近づき、見えなくなった街並み。

(中村香月記者)
「歩道にまで水が押し寄せています」

8月5日、岡山市を襲ったゲリラ豪雨。1時間に51ミリの非常に激しい雨が降り、道路の冠水や住宅の浸水被害が発生しました。
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民間の気象情報会社、ウェザーニューズによりますと、ゲリラ豪雨は2021年、岡山県で1070回、香川県で319回発生していて、2022年も9月前半にかけ、多く発生する予想です。
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■「都市部で注意!内水氾濫」

ゲリラ豪雨が引き起こす水害として注意が必要なのが内水氾濫です。

雨の量が排水施設の能力を超えるなどした時に浸水するもので、水はけの悪いアスファルトやコンクリートの地面が多い都市部で発生しやすい被害です。
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近年、発生が増えていることから、自治体は内水ハザードマップを作成し、注意を呼び掛けています。
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そこで、押さえてほしい備えのツボはこちら。内水氾濫は、身近にリスクが潜む災害の1つです。自宅はもちろん、勤務先など、よく行動するエリアの被害想定や避難場所をハザードマップで確認しておきましょう。ゲリラ豪雨は時間や場所を選びません。
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