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投手戦を制し甲子園の切符を掴んだのは?倉敷商業VS創志学園 夏の高校野球岡山大会決勝【岡山】

2022.07.25

投手戦を制し甲子園の切符を掴んだのは?倉敷商業VS創志学園 夏の高校野球岡山大会決勝【岡山】

強豪校同士の頂上決戦は完封勝ちで決着です。夏の高校野球岡山大会は7月25日、倉敷市で決勝戦が行われ、創志学園が4年ぶり3回目の優勝を飾りました。

決勝は2012年以来、10年ぶりとなる倉敷商業と創志学園の一戦です。ここまでチーム打率4割を超える創志は3回表、倉商の先発1年生の和田をとらえます。1アウト3塁で2番木村。

(創志学園 木村政裕選手)
「準決勝で1アウト3塁でファーストゴロに終わってしまって、きょうも同じ場面でまわってきたので絶対に打ってやろうと打席に入った」

フェンス直撃のタイムリーツーベースで先制します。さらにツーアウト満塁からピッチャーの岡村がライトに運び2点目。2塁ランナーもホームを狙いますがここは倉商がしっかりと守ります。

好投する創志・岡村を何とか攻略したい倉商は4回裏、1アウトから満塁のチャンスを作りますが、140キロ台のストレートを軸にコースを投げ分ける岡村を攻めきれません。この後、スコアボードには0が並ぶ投手戦となります。

このまま試合は進み、創志の先発・岡村は、最後のバッターも143キロの気迫のストレートで三振に打ち取り、強打倉商を5安打完封。投手戦を制した創志学園が4年ぶり3回目の優勝を飾りました。

<創志学園2-0倉敷商業>

(創志学園 長澤宏行監督)
「岡村投手と竹本捕手のバッテリーは全国でも通用する。思い切って岡山で培ったものを岡山の代表として(甲子園で)がんばりたい」

(創志学園 岡村洸太郎投手)
「点を取られる試合だと思っていたが0で抑えることができて、仲間が点を取ってくれて守り切れて良かった。監督、チームメイトと1試合でも長く試合が長くできると思うとうれしいという気持ちが出ていた」

この夏で最後となる長澤監督に最高のプレゼントとなりました。

一方、香川大会は25日は休養日です。26日の決勝は2021年と同じカード、英明と高松商業の対戦です。