花車選手の地元、坂出市でも喜びに包まれています。

（花車選手の恩師　伊藤スイミングスクール　塩崎健太コーチ）
「今回、予選・準決勝と、すごく堂々として、楽しんでいて、めちゃくちゃ余裕あるなと」

花車選手が、丸亀高校を卒業するまで通っていた坂出市の伊藤スイミングスクールです。

小学５年生から指導してきた恩師、塩崎健太コーチも今回の快挙を喜んでいます。

（伊藤スイミングスクール　塩崎健太コーチ）
「世界で２位になったのを見ると、本当にすごいなと。ここぞという所に強い子で、期待以上のものを発揮することが昔からあったので、“やっぱり優だな”と思った」

花車優選手は、ジュニア時代からその才能を発揮していて、高校２年の時には、中国インターハイの１００メートル平泳ぎで優勝を飾っています。

２０２１年の東京オリンピック出場は惜しくも逃しましたが、持ち前の負けず嫌い精神で、練習に励む姿を見守っていたという塩崎コーチ。今回の快挙で、さらなる成長の可能性を感じたと話します。

（伊藤スイミングスクール　塩崎健太コーチ）
「五輪でも活躍してほしいが、日本代表になるのが難しいので、うまく目標をクリアしてほしい。ケガをしないよう、頑張ってくれたら」

勢いこのままに、２年後のパリ五輪を目指す２２歳。今後の活躍に注目です。