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大正天皇ゆかりの田んぼで高校生が昔ながらの田植えを披露 3年ぶりの「お田植えまつり」【香川・綾川町】

2022.06.19

大正天皇ゆかりの田んぼで高校生が昔ながらの田植えを披露 3年ぶりの「お田植えまつり」【香川・綾川町】

大正天皇即位の際、献上米を栽培した歴史を持つ香川県綾川町の田んぼで、昔ながらの田植えを披露する「お田植えまつり」が3年ぶりに行われました。

気温がぐんぐん上がった6月19日、地元の農業高校の生徒が昔ながらの早乙女姿で香川県のオリジナル品種「おいでまい」の苗を植えました。

この田んぼは、大正天皇が即位した際の「大嘗祭」で全国で2カ所だけ選ばれた、献上米を栽培する「斎田」です。その歴史を後世に伝えようと約40年前からこうした行事が続けられていますが、2020年と2021年は新型コロナの影響で中止となり、3年ぶりの開催となりました。

(主基斎田保存会 石井保洋会長)
「忘れられたり、もういいのではという声も出るので、3年ぶりということだがその意味でも(開催できて)良かった。また続けていくのも私たちの仕事だと思う」

一方、2022年は雨が少なく、四国の水がめ早明浦ダムの貯水率が大きく低下していて、田植えシーズンを迎えた讃岐平野では稲作への影響が心配されています。