女子サッカーのなでしこリーグ２部は、今シーズン２回目の岡山ダービーです。

５月２９日、美作市で、岡山湯郷ベルと吉備国際大学シャルム岡山高梁が対戦しました。

（岸下恵介アナウンサー）
「前回は１対１の引き分けに終わった岡山ダービー。今回はどちらのチームに軍配が上がるでしょうか」

２０１３年に始まった伝統の岡山ダービー。試合が動いたのは前半２１分、シャルムは、山田のフリーキックに古谷がダイレクトで合わせます。

古谷の今シーズン初ゴールでシャルムが先制します。

エンドが代わって後半４分、シャルムは、途中出場の板倉が果敢なドリブルでゴール前まで運び、最後は右足で流し込みました。

板倉の今シーズン初ゴールは貴重な追加点となります。

一方、追いつきたいベルは、後半、積極的にシュートを放っていきますが、なかなかゴールを決めることができません。

試合はシャルムが２対０で勝利し、岡山ダービー初勝利を挙げました。

（吉備国際大学シャルム岡山高梁　先制ゴール　古谷優理亜選手）
「決めるしかないと思って、前半の早い段階で点を取ることができて良かった」

（吉備国際大学シャルム岡山高梁　追加点ゴール　板倉楓選手）
「（岡山ダービーは）何年も勝てない試合が続いた中で、きょう勝てた。大きな成長」

（岡山湯郷ベル　河村愛乃主将）
「勝てなかったのは自分たちの実力不足。もう一度、気を引き締めてやっていきたい」