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門前町を練り歩く巨大な「ねぷた」に拍手と歓声 「四国金毘羅ねぷた祭り」大団円を迎える【香川・琴平町】

2022.05.29

門前町を練り歩く巨大な「ねぷた」に拍手と歓声 「四国金毘羅ねぷた祭り」大団円を迎える【香川・琴平町】

香川県琴平町で初めて開催された「四国金毘羅ねぷた祭り」が5月28日夜、最終日を迎え、巨大な「ねぷた」がまちを練り歩きました。
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金刀比羅宮の門前町を2時間かけて練り歩いたのは高さ8メートルの「ねぷた」です。毎年4月に開いていた「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が新型コロナの影響で3年連続で中止となり、まちを活気付けようと初めて企画されました。
金毘羅ねぷた04
こんぴら歌舞伎の演目で源氏の武者の物語「義賢最期」を描いた「ねぷた」が登場すると、ひときわ大きな拍手や歓声が上がっていました。
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(訪れた人は…)
「すごい迫力で、今まで見たことがなかったので、すごく楽しかった」
金毘羅ねぷた06
「人がたくさんあふれていて、すごく活気が出たなと思う。また楽しみにしたい」

感染防止対策に気を配りながら企画を進めてきた「ねぷた」の本場、青森県弘前市出身の谷口信平副町長は、大団円を迎えた喜びを語りました。

(琴平町 谷口信平副町長)
「3年連続でこんぴら歌舞伎が中止、その中で開催できて、大盛況で終われたことを非常にうれしく思っている」
金毘羅ねぷた07-0
「これを機にコロナに負けず頑張っていきたい」
金毘羅ねぷた07-1
「ねぷた」は農作業が忙しい時期に眠気を追い払う行事が由来とされていて、琴平のまちの再起へ、その「目覚め」を印象付けるものとなりました。
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