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2022.04.12

地域経済回復のキーパーソンに聞く 中国銀行 加藤貞則頭取 転機とは?【岡山】

新企画、「森夏美のライブトーク」です。経済・芸能・スポーツなど、ジャンルは問わずその時、旬な人に話を伺います。
初回のゲストはコロナ禍が長引く中、地域経済回復のカギを握るこの人です。

岡山市に本店を置く中国銀行の加藤貞則頭取。3年前の就任以来、3000人近い従業員と約150の店舗をトップとして引っ張っています。
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Q:インタビューは慣れていますよね? A:全然慣れていません。
中銀 加藤頭取02Q:対談も初めて? A:番組は初めてです。新聞雑誌はありますけど。

テレビでの対談が初めてという加藤頭取に、今回、私が聞きたいのは3項目。知られざる人柄にも迫ります。
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Q:まずはリーダーとしての加藤頭取について、どんなリーダーだとご自身で思います? A:3000人近くの従業員グループで、5000人いまして、それぞれ素晴らしい考えや能力があって、自分の意見が経営に反映する組織にもっていきたい。
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Q:現場の意見を反映する風通しの良い会社? A:そのためには私にとって都合が悪いことをいわれて、それに対して顔色を変えると、それ以降何もいえない。適切な意見に対してはいいねといえるように努めています。
 
Q:長引くコロナ禍で地域経済も厳しい状態が続いているが、アフターコロナに移行する中で、中国銀行としてどんな支援策を? A:大なり小なり全ての業種が影響をうけたと思う。コロナになってからは、まず資金支援・融資をやっているが、岡山で4割の企業が後継者が決まっていないとか、資金だけに留まらない経営課題に対する解決策を提供していくのが私たちのこれからの道だと思う。
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地域経済回復のキーパーソンともいえる加藤頭取は、地元・岡山県の出身。これまでの人生を紐解きます。
 
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Q:事前に人生の転機となった写真を一枚ご用意いただけたということで、ドキドキなんですが…。たくさん人が写っていますが、外国の方ですね?
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A:私は高校生の時にアメリカ・ロサンゼルスの郊外に留学を1年して、家族として私が生活したパットンさんという家庭です。
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Q:みなさんとの出会いは、頭取にとってどのような転機になったんですか? A:私は小さいころからものすごくアメリカに憧れた。アメリカかぶれというか、アメリカに憧れて行っているから、アメリカ人は私に対して日本的なものを知りたくても、私自身は何も知らないんだなと思って。今生まれた地域で、地方創生に仕事で携われていられるのも、日本に目が行くきっかけに逆になった。逆説的な感じはしますけど。

Q:外に出てみたからこそ分かったことというか、地元の素晴らしさが分かったということなんですね。
 
プライベートな話も垣間見えたので、ここからは5つのカードを使ってお話進めます。
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A:これちょっと…笑。片付けが苦手です。本とか色んなものを手に取ると、大体その辺に放り投げている。
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Q:整理整頓が苦手?A:それが、妻から掃除機かけてと言われると、結構熱心にやるんです。

Q:仕事の感覚?A:そうですね、(妻から)依頼されましたから。

【座右の銘とその理由】
A:私の座右の銘は「意志ある所に道は通ず」という言葉が好きで。
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 人生は偶然のかたまりでもあるんですけど、幼少期もアメリカいきたいなと思っていたら導かれたようにして行けた。こうありたいなというのを自分で描いてみて、それに向かって日々やっていけるような毎日を送っていきたい。
 
Q:そんな現在の加藤頭取の夢をお聞かせください。 A:2030年、中国銀行100周年があります。経済金融の関係は中国銀行があるから頼りになると思ってもらえるようにやっていきたいし、それが夢です。
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