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映像で振り返る「山陽新幹線50年」…まちの姿も大きく変化…弁当店の名物社長が回顧【岡山・岡山市】

2022.03.15

映像で振り返る「山陽新幹線50年」…まちの姿も大きく変化…弁当店の名物社長が回顧【岡山・岡山市】

山陽新幹線の岡山開業から半世紀。その間、まちの姿も大きく変わりました。懐かしの映像とともに、岡山のまちの歴史を振り返ります。
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(三好野本店 若林昭吾社長)
「岡山駅も色々変わった。昔は壁が黒かった」

漆黒の岡山城をイメージして作られたという1975年当時の岡山駅です。
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山陽新幹線が開業すると駅は多くの人でにぎわいました。

(三好野本店 若林昭吾社長)
「バイトをしていたが並べれば並べるほど売れる。とにかく買う方が押し寄せる。すごかった」
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当時をこう振り返るのは、岡山駅の駅弁を作り続けている創業200年の老舗弁当店、三好野本店の若林昭吾社長です。三好野本店は、今回、山陽新幹線の開業50周年を記念した弁当も手掛けました。
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当時、高校生だった若林さんは、新幹線の開業で、岡山のまちが一変したといいます。

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新7新8(三好野本店 若林昭吾社長)
「駅前の風情ができてきた。子供ながらに都会だなと」

しかし、駅前商店街は、客のニーズが多様化したことや郊外の大規模店などに押されるなどして次第に当時のような活気を失っていきました。
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今、商店街を中心としたエリアでは起死回生策として再開発プロジェクトが進んでいて、映画館の岡山メルパは30年以上の歴史に幕を閉じ、閉館。三好野ビルも5月には取り壊しが決まっています。
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再開発組合の理事長を務める若林さんは今回の再開発で昔のような活気が戻ってくれればと話します。
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(三好野本店 若林昭吾社長)
「新幹線が契機で都市に。礎は新幹線が出来た時。今、再開発で大きく変えていく、それがまちを元気にする秘訣だと思う。岡山を元気にする」

山陽新幹線の開業から3月15日で半世紀、ともに発展してきたまちの姿も今、大きく変わろうとしています。