水墨画と彫刻、ジャンルの違うアートを手掛ける親子の展覧会が高松市のギャラリーで開かれています。

会場には香川県生まれで水墨画の講師を務める菊内昭宏さんと息子で彫刻家の宏之助さんの作品、あわせて約４０点が展示されています。

こちらは宏之助さんが手掛けた彫刻です。芸術大学で彫刻を学び、文化財の修復にも関わった経験をいかし２匹のネコをリアルに表現しています。

一方、こちらは春の花、ハクモクレンを描いた昭宏さんの水墨画。白く可憐な花びらとそれを際立たせる墨の濃淡が印象的です。

親子での展覧会は今回が初めてで、作家としての個性や作風の違いを感じることができます。

この展覧会は高松市庵治町の歯ＡＲＴ美術館で３月２９日まで開かれています。