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2022.02.24

交差点“直近”の進路変更は危険です! 県内初「進路変更禁止」の注意喚起表示【岡山】

交通事故の防止に期待がかかる岡山県内初の取り組みです。

2月24日、岡山市の交差点に、進路変更禁止区間を事前に知らせる注意喚起表示が設置されました。

岡山市北区の番町交差点です。この交差点の手前に新たな道路表示が加わりました。

完成したのは、黄色い矢羽根型の道路表示。この道路表示は、進路変更禁止区間を表す黄色の線の手前に設置することで、運転者に「この先は車線変更禁止区間」と事前に知らせるものです。

2021年4月、警察庁が新たに設けたもので、岡山県内では初めて設置されました。

この表示、通行の際のポイントは…進路変更禁止の区間では、これまでと同じように進路変更することはできませんが、この表示の区間は、車線変更しても違反にはなりません。

岡山県内では2021年、約1500件の進路変更禁止違反が発生していて、今回の設置で進路変更禁止違反や交通事故の防止につなげたいとしています。

(岡山県警交通規制課 山室茂雄次長)
「交差点直近における、急な進路変更は、交通事故につながる非常に危険な通行。進路変更の際は、後方の安全確認を十分に行い、ゆとりを持って通行してほしい」

岡山県警は、今後もSNSやホームページを通して、道路表示を意識した安全運転を呼びかけたいとしています。