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2022.02.22

トンネルに入ると☆満天☆の星空が…井原鉄道「スタートレイン」運行開始【岡山】

岡山県の美しい星空を広く発信しようと、総社市と広島県福山市を結ぶ井原鉄道で、星空をイメージしたラッピング列車が完成し、2月22日から運行が始まりました。

夜空をイメージした車両には、12星座のほか、モモなど岡山を象徴するイラストが大胆に描かれています。

井原鉄道で22日から運行が始まったラッピング列車、「スタートレイン」です。

(生本ひなの記者)
「車内はこのように様々な星座で彩られていて、車内にいながら星空を楽しむことができます」

沿線の井原市美星町地区が、2021年11月、星空版の世界遺産と言われる星空保護区に認定されたことなどを受け、「天文王国おかやま」の魅力をPRしようと制作されました。

デザインを監修したのは、現代美術家の太田三郎さんです。

(現代美術家 太田三郎さん)
「自分が誕生した月の星座図の前で、乗車の記念に写真を撮るなどの楽しみ方をしてもらいたい」

トンネルに入り車内が真っ暗になると…満天の星空が広がります。

列車を貸し切った時には、このようにプラネタリウムを楽しめる工夫も施されています。

(試乗した人は…)
「電車に乗っていることを忘れさせてくれるような、幻想的で感動的な体験でした」

また、星空をイメージしたラッピングが施された観光バス、「スペースライナー」もお披露目されました。

今後、美星天文台などを巡るツアーなどに活用されるということです。

(井原鉄道 藤本悌弘社長)
「星空のロマン、そしてファンタジーに包まれて、列車の旅、バスの旅を楽しんで、井原地域の沿線の良さを感じてもらえれば」

スタートレインは、1日平均2往復運行され、岡山の美しい星空を県の内外にPRします。