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鉄道運輸収入やや回復も…列車の乗務員への感染拡大懸念 減便も視野に JR四国【香川】

2022.01.25

鉄道運輸収入やや回復も…列車の乗務員への感染拡大懸念 減便も視野に JR四国【香川】

JR四国の2021年12月の鉄道運輸収入が、感染拡大前の7割ほどの水準まで回復していたことが分かりました。

JR四国によりますと、12月の鉄道運輸収入は19億9000万円で、コロナ禍前、2019年12月の69%まで回復しました。

主な要因としては感染拡大が落ち着き人の流れが戻ったことや、2021年10月から3カ月間行われた大型観光キャンぺーンで四国以外からの観光客の呼び込みに成功したことなどを挙げています。

(JR四国 西牧世博社長)
「四国外からの入れ込みのお客様の目標が4万人。それは達成できた。コロナ禍である程度、成果を挙げられた。」

一方で西牧社長は、新型コロナの第6波で収入が大きく落ち込んでいることや列車の乗務員にも感染が広がることへの懸念を示し、最悪の場合は減便も視野に入れるなど業務継続計画に基づいた適切な対応をしていきたいとしています。