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2022.01.06

【備えのツボ】活用!防災カレンダー 年始に過去の災害を確認 備えを始めませんか?【岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」。年の初めに押さえてほしいツボがあります。

(防災士 小林宏典記者)
「1月は阪神淡路大震災、3月は東日本大震災、7月西日本豪雨…1年の防災は年の初めが肝心です。そこでチェックしたいのが防災カレンダーです」

「活用!防災カレンダー」
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前線や台風による大雨に各地で頻発する地震。毎年、予期せぬ災害が相次いでいます。そこで年の初めに過去の災害を確認し備えにいかしましょう。

「防災1年の計」
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では、日付を追って過去の災害と注意点を確認しましょう。

まず1月は、阪神淡路大震災があった月です。この時、指摘されたのは耐震化の重要性でした。自宅の耐震化や家具の固定はお済みですか。
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3月は、発生から11年となる東日本大震災。津波からの避難は大きな課題です。
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4月は、震度7が立て続けに記録された熊本地震。災害関連死が相次ぎ避難所の環境も問題視されました。
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梅雨の時期から秋までは大雨、台風の被害です。広島の土砂災害や九州北部豪雨、西日本豪雨では、いずれも発達した積乱雲が連なり、長時間、雨を降らせる線状降水帯が発生。早めの避難やその判断が命を守るカギを握ります。
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そして、忘れてはならないのは、30年以内に70から80%の確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震です。岡山、香川でも最大震度7の揺れで建物の倒壊や液状化による被害が想定されています。
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そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。備えを充実させることで、被害はより小さくすることができます。年始に過去の災害を確認し、1年の備えを始めませんか。
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