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2021.09.28

嘘の申請で不正に…「菜花の里」運営4介護保険事業所6サービス指定取り消し【岡山・津山市】

津山市の社会福祉法人が運営する4つの介護保険事業所の6つのサービスについて、嘘の申請をして不正に指定を更新していたとして、岡山県が指定の取り消しを決めました。

指定が取り消されるのは、津山市林田の社会福祉法人、菜花の里が運営する介護保険事業所、「アーバ」の訪問入浴介護や「アーバデイサービスセンター鏡野」の通所介護など4つの事業所の6つのサービスです。

県によりますと、これらの事業所では、1人以上必要な常勤の従業員を配置していないにもかかわらず配置しているように嘘の申請をするなどして指定を更新していたということです。

内部からの通報を受け、2020年11月に県が事業所への立ち入り検査を行うなどして発覚しました。

「アーバデイサービスセンター鏡野」には利用者が18人いて、県は10月末までに他の事業所に移行できるように指導するほか、介護給付費、少なくとも約2186万円を返還するよう求めるとしています。