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2021.09.24

安心して外食を…全国でも例のない“岡山県独自”のチェック制度 カギにぎる卸売業者【岡山】

コロナ禍でも安心して外食が楽しめる飲食店の環境を守ろうと、店の感染防止対策を指導する岡山県独自の制度が10月から始まります。

その取り組みを担うのは、飲食店に酒や肉、魚を配達する卸売業者です。

(岡山県第三者認証事業事務局 宮崎陽介副統括責任者)
「店内入り口に消毒設備があるかどうか。ありますね」

どこをどのように確認すれば、感染防止対策が十分であるかを説明します。その説明に熱心に耳を傾けるのは…。

(参加者)
「肉の納入業者」「酒の卸をしている」

飲食店に酒や肉、魚などを配達する卸売業者です。

(岡山県第三者認証事業事務局 宮崎陽介副統括責任者)
「卸の業者にお願いして、実際に認証基準に沿った形が継続できているか確認する制度」

感染防止対策を行っている飲食店に、県がお墨付きを与える「第三者認証制度」が、8月から始まりました。

申請のあった飲食店に調査員が出向き、基準をクリアした店を認証店に認定します。

今回、卸売業者が担うのは、その認証店の感染防止対策が維持できているかどうかを、配達の際にチェックする全国でも例のない岡山県独自の取り組みです。

(卸売業者)
「少しでも認証制度の力になれたらと思った」

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などで、飲食店には休業や時短要請、酒の提供停止が求められてきました。

要請に応じた店には協力金が支払われますが、卸売業者への補償はほとんどありませんでした。

認証店が増えて営業を継続することが、収入の確保につながることから、自分たちで何かできないかと動き出したのです。

(酒の卸卸売業者)
「売上が大幅にダウン、しんどい思いをした。こんな思いはもう二度としたくない」

岡山市内で開かれた研修会、22人の卸売業者が感染防止対策の重要性や指導方法を学びました。

この日は、休業中の居酒屋で最後の練習です。教材用の動画も撮影されました。

(指導員)
「入り口に消毒液があるので2番がクリア」「現金受け取った後にアルコール消毒お願いします」

パーティションの設置や座席の間隔、従業員のマスク着用など、12項目を確認し、指導します。

(店の人は)
「指導してもらい、感染対策ができれば、安心して来店できる」「認証の店舗だからといってあぐらをかくのではなくて、引き締めにもなる」

コロナ禍でも安心して外食が楽しめるように。指導員制度は、10月から始まります。
shuinsen01