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若い世代にワクチン接種を…県医師会の“危機感” 自宅療養者への電話・オンライン診療開始へ【岡山】

2021.08.31

若い世代にワクチン接種を…県医師会の“危機感” 自宅療養者への電話・オンライン診療開始へ【岡山】

第5波の感染拡大を受け、岡山県医師会のトップがメッセージを発信です。

若い世代やワクチンを打っていない人に感染が広がっているとして、ワクチン接種の重要性を呼びかけました。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「まだまだ万策尽きるわけには…」

会見で危機感をあらわにするのは岡山県医師会の松山正春会長。

第5波で若者の感染が拡大していると指摘しました。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「第5波では20歳代・30歳代の感染が約50%。第3波と第4波では世代別で大きく偏ることはなかった感染が、第5波では20代と30代で約半分を占めています。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「10代から30代にいかにワクチン接種をしていくか」

そのワクチンについては、国からの供給量が減り、接種が滞っている地域もあるものの、9月には全世代への接種が可能になることから特に、若い世代に対してワクチン接種の必要性を訴えました。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「10代・20代の感染が増えてきた。9月からはワクチンも全ての年代での接種が可能になる。この年代の人にワクチン接種を勧奨してほしい。」

また、自宅療養者が1300人を超えるまで増加したことを受け、かかりつけ医による自宅療養者の電話・オンライン診療を始めると発表しました。

保健所から紹介を受けたかかりつけ医に連絡をすると、電話やオンラインで診察を受けられるもので、保健所の健康観察機能を補完するねらいです。

(岡山県医師会 松山正春会長)
「患者にとっては信頼できるかかりつけ医に診療や相談ができることは非常に有益で安心できる。」