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2021.08.30

崩落部分から江戸時代の頃の石垣見つかる 丸亀城石垣復旧事業 ’23年度末の完了を断念【香川・丸亀市】

災害で崩落した国の史跡、丸亀市の丸亀城の石垣復旧事業で、崩落部分から新たに古い時代の石垣が見つかりました。

工事の障害となることから対応を検討する必要があり、復旧の完了は、1年先送りになりました。

古い時代の石垣が見つかったのは、地上約30メートルの三の丸の崩落部分です。

(前川裕喜記者)
「こちらが見つかった古い石垣です。江戸時代に積まれたと見られています。ここは崩落前の内部に位置する場所ですがこの古い石垣がある状態で再び積み直すとまた崩落する危険があるということです。」

丸亀城は、2018年の西日本豪雨や台風による大雨の影響で南西の石垣が地すべりなどを起こし大規模に崩落しました。

丸亀市によりますと、一般的な土木工事では、障害物を取り除き崩落部分を強化しますが、新たに見つかった石垣は文化財としての価値に配慮する必要があり、安易に工事を進められないということです。

市は、対応の検討に時間を要するとして崩落から5年目となる2023年度末としていた復旧完了を1年先延ばしにすることにしました。

(丸亀市教委文化財保存活用課 東信男課長)
「少しでも早く復旧する努力を重ねてきたが安全な石垣にするためどうしても必要な作業なのでご理解いただきたい。」

市は、文化庁とも協議を進めることにしています。
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